あくびができない時の出し方
では、こんなに意外な効果があるあくび、自分でコントロールして出すにはどうしたらいいのでしょう?
■あくびのための準備運動
肩をぎゅっと上げたら、すとんと力を抜いて。数回繰り返しましょう。首もゆっくり数回まわします。筋肉の緊張をほどいていくイメージで。
■出し方①
口を大きく開けます。大きく息を吸いこみ、ゆっくりと吐き出します。これを5.6回繰り返します。
あくび、出ましたよね?
■出し方②
少し上を向いてください。軽く息を吐きます。ぽわーんと口を開いて、自分の耳と耳をつなげた直線がのどを横切るイメージを連想してみてください。なんだかのどの奥がムズムズしませんか? そのムズムズに意識を向けてみてください。
今度は出ましたよね、あくび?
■出し方③
ヨガの手法をご紹介。横になる場所が必要です。寝る前がちょうどいいかも。
ごろんと仰向けで横になり、リラックスします。ゆっくり両手をそろえて頭の上に、足のつま先を下にそろえておく。そして上にあげた両手と下の足のつま先を、誰かにひっぱられているようなイメージで、伸ばして、伸ばして、さらに伸ばして、もう一度伸ばしてください。ぴーんと突っ張った状態から、いきなり力を抜いて脱力してください。2、3回繰り返してください。