売上、年商とは
会社の経営に関わる言葉で、「売上」「年商」も、よく聞く言葉です。
「利益」と「売上」の違いを、確認しておきましょう。
「売上」は、学園祭の出店でも使う、身近な言葉ですね。
企業の収入額のみを指す言葉で、一日~一カ月ほどの、短期間の収入を言うときに、使います。
「年商」は、一年間の売上を指します。
上二つと、「利益」との大きな違いは、「「利益」は経費を差し引いている」ことです。
例えば、「バッタを一匹、倒した」という結果(売上)があるとします。
立派な成果ですが、たくさんのアリが頑張ってやっつけたのか、カマキリが一瞬で仕留めたのかでは、労働力も、かかる時間も、大違いです。
「たくさんのアリでゆっくりバッタを倒した」利益と、
「カマキリが一瞬でバッタを仕留めた」利益では、
カマキリの方が儲けていますね。
「売上」「年商」は、得たものの規模を示すだけ。
それが「儲けている」か「儲かっていない」かは、「利益」を見なければ、分かりません。
まとめ
・「営業利益」は、本業の収入から経費を差し引いたもの。
・手広く商売している会社でも、「手広い商売」全てが「本業」扱いと考えて良い。
・経費とは、会社のビル、機器、人件費、光熱費などを全て含む。
・「経常利益」は、営業利益に、本業以外の収益を加味したもの。
・本業以外の収益とは、会社の不動産を売ったり、事業を売って得たお金など。
・「純利益」は、経常利益から、一時的な損失・利益、税金を差し引いたもの。最終的な利益。
・大ざっぱ|営業利益>経常利益>純利益|詳しい
・「売上」「年商」は、経費を差し引かない、収入そのままの額。商売の規模のみを示す。
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