辛さはほどほどで満足すべし
辛いインドカレーが好きな人は、その辛さが腹痛や下痢を引き起こしていることも。
カレーのスパイスには、チリパウダーや唐辛子が使われています。
その中にカプサイシンという成分が入っています。
このカプサイシン、
脂肪燃焼や新陳代謝の促進というメジャーな効能のほか、ちょっとマイナーな効能もあるんです。
それは、腸を刺激して便を排出する力を強くするという作用。
まず腸が活発になり便が押し出されて、便が腸内にとどまる時間が短くなります。
すると、本来なら腸で吸収されるはずの便の水分が、十分吸収されずに体外に排出されることに。
辛いインドカレーを食べたときの腹痛と下痢は、カプサイシンの作用かもしれません。
カプサイシンを摂りすぎると、腸や胃を傷つけてしまうこともあります。
辛いものが大好きな人は、注意してくださいね。
また、辛いからといって水を多く飲むのも、腹痛の原因のひとつです。
水を多く飲むと体内の消化液が薄まってしまい、消化不良を引き起こします。