小学生にもなると、ワクワクする分、心配ごとも増えていきます。
その一つが「いじめ」・・・。
幼稚園や保育園のように先生が付きっきりで子供の様子を見守り注意する「保育」の環境ではなく、
小学校に上がると途端に先生は授業を専門にし、
基本的な集団生活は生徒自身の自主性を重んじるようになります。
(もちろん多少の指導と見守りもありますが)
その中で子供たちはまだ善悪の区別がつかないまま、他者を虐げることもあります。
最初は軽いスキンシップ(おふざけ)のつもりが、だんだん力が強くなりやがて暴力的になります。
加害者も力の加減が分からないまま、理不尽な暴力を他者に向ける。
そしてそれは弱い立場の生徒に向けられ「いじめ」に発展します。
同級生からの暴力は、体はもちろん心にも多大なダメージを与えます。
このまま暴力を受ける側は何もできないまま、なすがままにされるしかないのでしょうか?
いいえ、決してそんなことはありません。