現代での使われ方の違い
作りが単純なうちわは、ノベルティグッズとして使われることが多くなりました。
アイドルコンサートには、真冬でも推しメンのうちわ。政治家の人気取りにもうちわ。
広告を刷って、ポケットティッシュのように配るうちわ。
また、90年代までは、竹製のうちわが多かったものですが、現在ではほとんどがプラスチック製となりました。
「安さ」「身近さ」の方向へ進化してきたのが、うちわの特徴と言えます。
対して扇子は、安価なものでも竹をつかったり、
できるだけ風流な色模様にしたりと、「安っぽくない見た目」に気を配られています。
舞踊の小道具の扇子は、逆にド派手な色を塗りこめていますが、
どちらにせよ、「見た目重視」「日本の伝統の演出」の方向に進化しています。
まとめ
・うちわは中国発祥。羽虫を追い払う道具が原型。
・扇子は日本発祥。紙の代わりの板切れが原型。
・うちわは安価な作りが一般的になり、ノベルティグッズに利用される。
・扇子は日本の伝統文化を支えるもの。風流なお土産品としても人気。
投稿 うちわと扇子の違いとは? 由来や発祥地も解説! は 3分知恵袋 に最初に表示されました。