■「ざわめく」と「ざわめきたつ」の違いは?
大きな違いはないものの、「ざわめく」はモノや人、
「ざわめきたつ」は自然現象を表現するときに適しているように思えます。
ただ、
「突然の彼女の死のしらせを聞き、その場にいた人々がざわめきたった」
「彼のスピーチが始まると、ざわめきたった聴衆が静かになった」
「ざわめく動物たちの様子から、飼育員はいつもと違う何かを感じ取った」
「曇天の下で竹林がざわめく」
といったように、「ざわめく」を自然現象を表現する際に、
「ざわめきたつ」をモノや人の表現に入れ替えて使用しても、特段おかしいようには聞こえませんね。
まとめ
日本語って難しいですね…。
まとめると、
①「ざわめく」はざわざわする様子
②「ざわめく」に勢いや動きがつくこと
③2つの言葉に大きな違いはないが、ざわめく」はモノや人、「ざわめきたつ」は自然現象に使用することが多い?
ということになりそうです。
明確な意味の違いがないぶん、余計に使い分けが難しい気もします。
けれども、「ざわめきたつ」を使うほうが、少し詩的なイメージもあるかも?
結局は好みの問題で使い分ければいいのかと思いました。
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