「聞き分けが悪い」と「聞き分けがない」はどっちが正しい?
広辞苑の例文で気になった人もいるかと思いますが、広辞苑では「聞き分けの悪い」という言葉は載っていませんでした。
・「聞き分けのない」の意味
どれだけ諭しても聞き入れないさま、言うことを聞かないさま
相手の言うことを素直に聞かない、従わないさま
これだけみると、「聞き分けがいい」の逆は「聞き分けがない」という言葉のほうが正しいですよね。
つまり、「聞き分けが悪い」という言葉は後から作られたものなのではないかという推測ができます。
言うことを聞かない子供などを対象に言い始められたのかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回の言葉はすごく難しかったですね。
「良い」の反対が必ずしも「悪い」という訳ではなかったので、日本語は難しいとあらためて痛感しました…。
いちいち辞書を引く人も今は少ないですし、この記事を読んだあなたはちゃんと意味を分かったうえで使ってくれると嬉しいです。
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