効果的な調理方法は?
切り干し大根は煮物に使うときは、水に戻して使いますね。
じつは、水で戻すと鉄分は2割、カリウムも6割、糖質も6割、旨味成分(グルタミン酸)は98%消失してしまいます。
次の例のように切り干し大根を水で戻さずそのまま使うと、含まれた栄養を逃さずいただくことができます。
①素揚げ
切り干し大根をサッと水洗いして水気を取ったら、150度の低温の油で揚げ、焦げ付かないようかきまわしながら3分。
色が付いたら塩、胡椒をすればでき上がりです。
生の大根とも、切り干し大根とも違う味です。噛めば噛むほど甘味が出て来ます。
②キムチ炒め
軽く洗った切り干し大根を細かく切り、フライパンにサラダ油を引いて切り干し大根とキムチを入れて炒めて完成!
切り干し大根がキムチの水分を吸ってくれます。
③スープ
切り干し大根・鶏ガラスープ(顆粒)・ネギ・塩(お好み)お湯をカップに入れて混ぜて完成です。
スープなら水に溶けだしてしまった栄養素がそのまま摂れます。