人参の生食は栄養価が高いわけではない?!
ついでに、人参についてのウワサ「人参のビタミンCは、熱に弱い」、これも間違いだったのです。ビタミンCが加熱に弱いから、生で人参を食べていた人もいるのではないでしょうか?
ただ、ビタミンCは水溶性のビタミンなので、茹でるとお湯の中にビタミンが溶けてしまいます。
でも、人参に含まれるカロチンは、生で食べるより、茹でたり、油で調理したりした方が、効率よく吸収できるのです。カロチンは油に溶けやすいので、油で炒めて食べると生食の時のより、1.5倍超のカロチンを吸収できるのです!
カロチンで言えば、「人参の生食<茹でた人参<油で炒めた人参」となるのです。
うーん…人参は、適量1~2本なら生食OKでビタミンCも取れる!!ということがわかったけど、カロチンは他の調理法より極端に摂取量が減ると言えますね。
こうなると、人参の生食の食感を優先するか、カロチンの摂取を優先して炒めるか…難しいところです。
まとめ
- 人参は、100gで54kcal、1日の適量は1~2本。
- 「人参のすりおろしたものは、下痢を止めたい時にいい」は、本当。
- 「生食だと、なんと逆に、消化不良で下痢になってしまう」!!
- 「人参はビタミンを破壊する」は間違い。
- 「人参のビタミンCは、熱に弱い」も間違い。
- 「人参に含まれるカロチンは、生で食べるより、茹でたり、油で調理したりした方が、効率よく吸収できる」という事実。
人参をピーラーで薄すめにスライスして、温めたオイルをかけたホットサラダにして食べるようにしようかと考えましたが…それでは、生食の食感がなくなってしまいますね、やっぱり。でも、生食はOKだから、やはり人参はスティックで楽しみます!
投稿 人参は生食しても大丈夫?生の方がヘルシー?意外な事実が発覚…! は 3分知恵袋 に最初に表示されました。