かぼちゃを買ってきて家で調理する時に、どう処理していますか?
まず、包丁で半分に切って、中の種を取り除いて、ゴミ箱へ…と、ちょっと待ってください。かぼちゃの種、食べられるって知っていましたか?
かぼちゃの種って食べられるの?とか、食べようとしたんだけど皮が固くて食べられなった!!という人のために、とっておきの調理方法をお伝えします。
かぼちゃの種は、パンやチョコのトッピング等にも使えたり、またサラダやスープのアクセントにしたりとアレンジ自在なので、ぜひおうちでトライしてみてくださいね。
手元にかぼちゃがある人は、ぜひその種を見てください。
かぼちゃに入っている種は白っぽい色をしています。ところが、居酒屋で出してくれるかぼちゃの種は、緑色なんです。このお店で調理して出してくれているかぼちゃの種は、実は種の中身部分にあたります。
つまり、どういうことかというと、かぼちゃの種は、外の皮ごとそのままでは食べられない!ということです。
じゃ、どうやって食べるの?というと、簡単に言ってしまうと、炒めて外の皮をむいたら食べられます!
では、早速種の調理の仕方を見ていってみましょう。
<調理方法>
レンジでチンするとお手軽なんですが、ちょっと注意してもらいたいことが1つだけ。
レンジで加熱する時間が長すぎると種の中身が固くなったり、破裂して飛んだりするので、くれぐれも、ちょっとずつ、様子をみながら加熱してあげてくださいね。
家で簡単にできそうだな~と思ってもらえたでしょうか。これで、居酒屋とかでおつまみにだしてくれるかぼちゃの種の出来上がりです。
さて、ここからは余談というか豆知識になりますが、かぼちゃの種って食べるとどんな効果があるんでしょうか。
★いいことその①:ベータカロテン等栄養素がたくさん!
かぼちゃの種には、ベータカロテン、ビタミンE、リノール酸が豊富に含まれています。特に、種に含まれるベータカロテンは果肉の約5倍ほどもあると言われています!
ベータカロテンの健康効果は、こんな感じ。
ベータカロテンは緑黄色野菜等に多く含まれるカロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素です。体の粘膜や皮膚、免疫機能の向上や視力維持に必要不可欠です。
このような効能があるため、古くからかぼちゃは漢方の生薬の材料としても使われたり、と健康的な食材として重宝されてきました。
★いいことその②:肝臓の働きを助ける
また、お酒を飲まれる方は、ぜひ覚えておいてください。
かぼちゃの種は肝臓の働きを助ける働きがあるので、おつまみにもぴったり!
先ほどは、かぼちゃの種を炒めて食べる方法をお伝えしましたが、種を生で食べたい!というか食べられるの?と思う方もいるでしょう。こちらもお伝えします。
かぼちゃの種を生で食べるのはOKです。
生で食べたいという人は、種を水に浸して食べてください。
ナッツ類には、酵素抑制物質といって、酵素の働きを抑制する物質も含まれています。せっかく種を食べても酵素のメリットが得られなくなってもったいないので、生食をしたい場合は「種を水に浸して」おくことが重要です。
酵素抑制物質とは、ナッツ類には共通して含まれていて、酵素の働きを抑制してしまいます。
ローフードといって、このようにRaw(生で)食べ物を食べることを推奨する流れもあるようですが、よくこのようなローフードレシピには「浸水して」食べるといった記載があります。生で食べる場合であっても浸水さえしておけば、安心。
ちなみに、この浸水時間の目安は、6時間ぐらい。夜に水につけて寝て、朝おきたら完成してるという感じですね。
種がだいたい元の大きさの1.5倍ぐらいに膨れたらOKです!
①かぼちゃの種って本当に食べられるの? ・・・食べられます!!
②かぼちゃの種を調理するには? ・・・レンジで乾燥させてから、フライパンで炒めるのが一番近道!レンジを使うときはこまめに開けて混ぜながら加熱して。
③かぼちゃの種の効能って? ・・・ベータカロテンなど栄養素がたくさん!(ベータカロテンは果肉の5倍ほど含まれています)また、肝臓の働きを助ける効果もあっておつまみにもぴったり。
かぼちゃの種を食べるのって、意外と簡単です。フライパンを使いながらおいしくいただいてみてください♪
投稿 かぼちゃの種のシンプルで美味しい食べ方!自宅で簡単な調理手順 は 3分知恵袋 に最初に表示されました。