わずか8%早くなるだけでも、ビタミンCを摂取したい人へ
もうひとつ、研究の分析からわかったのは、「ビタミンCはサプリメントではなく、自然に食べ物から摂取すべき」ということです。
先のポーリング博士は錠剤と言っていましたが、錠剤=サプリメントのビタミンCは、他にサプリメントの中に入っている抗酸化物質などとの相互作用で、実は5割ほど吸収率が悪いのです。
だから、わずか8%でも早く治る確率にかけたい人は、サプリメントではなく食べ物からビタミンCを摂取しましょう!!
ビタミンCの多い食べ物は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、イチゴ、キウイフルーツ、グアバ、カキなどのフルーツ、ブロッコリー、カリフラワー、ピーマン、パプリカ、きゃべつ、ゴーヤなどの野菜があります。
のりや玉露(お茶)もビタミンCが豊富です。食事のメインになりそうなものだと、ハム類や牛レバーがあります。
まとめ
ちょっと思わぬ結果にがっかりした人もいたかも知れませんね。でも、自然のビタミンCは風というピンポイントでなくても、健康や美容にいいのには変わりありません。
まとめると…
- 「ビタミンCは風邪に効く」説は、アメリカのノーベル賞を2回も受賞した博士の説。
- しかし、その説は臨床試験も煩雑で、間違いと言える。
- 「ビタミンCは、わずか8%早く風邪を治す」というのが、多くの研究分析結果。
- サプリメントのビタミンCは、自然のビタミンCよりも吸収率が5割低い。
- 自然の食べ物からビタミンCを摂取するのが一番
サプリメントに頼っていた私ですが、ビタミンCの摂取はフルーツと野菜のスムージーやジュースにかえようと思います。
投稿 ビタミンCは風邪に効く?の真相。サプリメントはどれくらい効果ある? は 3分知恵袋 に最初に表示されました。