ちょっとした工夫なのですが、何だかさっぱりしますよ。
忙しい平日は「朝の布団めくり」でいき、週末は布団を天日干しにする。
この2つで湿気対策をします。
天日干しの時は、なるべく布団カバーか天日干し用カバーを使用し、片面1時間ずつで終了して下さい。
干し過ぎも布団の劣化の元になるからです。
そしてできれば仕上げに布団用掃除機 (普通の掃除機でも可)で表面を吸います。これは天日干しで死滅したダニの亡骸を吸い込むことで、それを温床に発生するカビを防ぐためです。
これで羽毛布団使用中にカビが発生する可能性は絶たれます!
そして羽毛布団が役目を終える頃に、もう1つポイントがあります。
それが布団の押入れ管理方法です。
こちらは季節の変わり目に、羽毛布団を押入れにしまう時が勝負です。
押入れにしまう時には、すのこを敷きます。
布団はビニール製の袋に入れるよりも通気性のよい不織布製収納袋に入れましょう。
押入れの中に除湿剤も忘れずに。
こうすれば来年もカビのない羽毛布団が使えます!
カビは人間に悪影響を与える !?
カビと生活をするとどうなるのでしょう。
まずカビは、布団を傷め黒いシミになります。
でもそれだけじゃないんですよ!人間の健康にも影響を及ぼすんです。
カビは胞子等を飛ばしています。しかも隠れてこっそり・・・。
これがまた花粉より飛び散りやすいときた!
この小さな胞子がアトピーや蕁麻疹、鼻炎の原因になるんです。
いわゆるアレルギー性疾患ですね。
更には最近少し話題になった、気管支喘息や夏型過敏性肺炎がやはり体内に入ったこの胞子によるものだとか。
腐海 !?腐海は存在した!
しかもすごく身近に!
家の中だよ!布団だよ !!
本来ならば体に入ったカビの胞子は自然と退治されていくのですが、抵抗力の落ちている方や、お年寄り小さい子だと負けてしまうんですね。
また皮膚に付着すれば、皮膚病を患うこともあります。
無防備に眠っているうちに、私たちって随分危険にさらされているんですね。
目に見えないものだけに、想像するとちょっとゾッとします。
まとめ
羽毛布団にカビが生えてしまっても、対処する方法があります。
- 重曹水+消毒用エタノールを使ったカビ除去方法
- クリーニングに出す
またカビの予防と再発防止も重要です。
その方法は3つです。
- 日常生活の中で湿気を取る
- 天日干しをする
- 押入れでの管理方法
カビって油断すると、あっという間に繁殖しています。
確かに私たちはカビの生えやすい環境にいますが、日常のちょっとしたひと工夫で予防もできるんですね。
それから、羽毛布団をコインランドリーで洗う方法もあります!
こちらもあわせてご覧ください。
羽毛布団はコインランドリーで洗える!セルフクリーニング7つのコツ
投稿 羽毛布団にカビが生えた時の対処法と、事前に防ぐ裏ワザとは!? は 3分知恵袋 に最初に表示されました。