いろいろな場面で『審美眼』が使われている
だいたいは、「すばらしい審美眼をお持ちですね」とか『審美眼』は持っているもの≒持っている感覚みたいな表現で使われるかと思います、第三の目が実際にあるわけじゃありませんから。
セミナーの講師が言った「今のお客様は、サービスに対して審美眼を持っていらっしゃいます」ていうのは、接客マナーの講師なので、接客マナーには“美”がある、というか美学みたいなものがあるから、こうおっしゃったのでしょう。
調べてみると、他にも『審美眼』を使った表現がありました。
仕事を見抜く審美眼という表現があったんですが、これは本人の仕事に対する流儀みたいなものとか価値観とかから、仕事なんてなんでもいい!ではいけませんよ。みたいな表現でした。まったくアート的な美とは違いますが、本人の流儀とか価値観は“美”に繋がるところがありますよね。
女性の審美眼は厳しいという表現もありました。これは、どんな男性を選ぶかの話で、ルックスだけの視覚的な“美”だけをいっているわけではなかったので、りっぱなこととか本質とかを見極める力に注目して『審美眼』という表現を使ったいるようでした。