猫にマグロは実際どの量だったらOK?
猫の飼い主さんにとって気になるのは、
あげてもよいマグロの刺身の量ではないでしょうか。
「全くあげてはいけない !」という意見もあれば、
「サプリを使用しながらならOK」という方や
「それ程頻繁でなければ大丈夫!」という方もいます。
実際ハッキリした「この分量」っていうのは
残念ながらわからないですね。
猫ちゃんの体質や大きさにもよるでしょうし、
その辺はもう飼い主さんの匙加減なんだろうな。
獣医さんの中では、
「開業以来イエローファットで駆け込む飼い猫は見たことがない」
と仰っている方もいました。
ビタミンB1欠乏症もバランスの良い猫のエサ時代なので
最近はそれ程見られないそうです。
これまでお話した病気は、
大量摂取した場合に起こるものです。
栄養性の病気という体内で起こる
目に見えないものでもあるため、
食事のコントロール等注意が必要ですね。
確かに
「マグロの刺身を主食にして毎日食べちゃう。」
と言うのは危険でしょう。
でもおやつにして週に1~2回位ならば大丈夫かも!
と私は思っています。
私の場合2切れを手渡しであげてました。
大量にあげて体調を崩すのも心配だったので、
様子を見ながらちっちゃくして。
人の食べ物を猫にあげるのはいけないと言われています。
でもエゴかもしれませんが、
私自身同じ食事を時々共有することで、
「この子は家族なんだな」って感じられたんです。
家族から遠く離れて
1人で生活をしていたあの頃の私にとっては、
それが沁みるほど嬉しくて・・・。
猫と人間の関係も
食べ物を介して深まっていく気がします。
猫ちゃんの食事を手作りにしている方もいると思います。
マグロの刺身をあげる時には、バランスを考えましょう。
マグロ刺身にハマッてしまい、
他のものを受け付けなくなっちゃう猫もいるようです。
猫は自分の食事制限や健康管理はできません。
そこは飼い主さんが気を配り、
おねだりにも負けず調整していって下さいね。
まとめ
猫にマグロの刺身のあげ過ぎは要注意です。
以下の危険性が考えられます。
- マグロは酸化しやすい不飽和脂肪酸を多く含んでいる
- マグロには抗酸化作用をもつビタミンEが少ない
- イエローファットに罹ってしまう(①②が理由)
- マグロにはビタミンB1を破壊する成分が含まれている→脚気になる
- 寄生虫の危険性がある
- 水銀の過摂取の危険性がある
猫の寿命は人間と比べるととても短いです。
病気をなるべく少な目にその一生を送るためには
やはり飼い主さんによるところが大きいですね。
猫ちゃんのことを1番よく知っているのは、
飼い主さんです。
猫ちゃんの体質を理解して、
栄養バランスのよい食事を心掛けたいですね。
投稿 猫に迫るマグロ刺身の危険 ! おねだりにも屈しない鬼の心が必要? は 3分知恵袋 に最初に表示されました。